ホーム>開業ガイド>開業ガイド
開業ガイド

【2026年版】24時間ジムFC比較11選|大手の費用・特徴・選び方

桒谷 一成

【2026年版】24時間ジムFC比較11選|大手の費用・特徴・選び方

最終確認:2026年9月2日|各ブランドの公式FC募集ページを基に整理しています。掲載順は知名度、店舗網、公開情報の比較しやすさを踏まえた編集順であり、収益性や加盟推奨度のランキングではありません。

24時間ジムのフランチャイズを比較すると、同じ「24時間営業」でも中身はかなり違います。夜間だけ無人にする大型マシンジムもあれば、入会から問い合わせまでアプリで完結させる省人型もあります。サウナやゴルフを組み合わせる複合型も増えました。

そして、ここが少し厄介です。初期費用が安いブランドほど収益を出しやすいとは限りません。 投資額を抑えれば必要会員数も下がる一方、店舗面積や設備が小さくなり、売上の上限も下がることがあります。大手ブランドには認知や運営ノウハウがありますが、広い物件や多額の設備投資が必要になるケースもあります。

この記事では、エニタイムフィットネス、FITNEXUS24、FIT-EASYをはじめ、現在FCオーナーを募集している24時間フィットネスジム11ブランドを比較します。ピラティス、女性専用スタジオ、パーソナルジムは対象外です。

24時間ジムフランチャイズ11社の比較表

ブランド

公式ページ上の初期費用

主な店舗・運営タイプ

まず確認したい点

エニタイムフィットネス

要問い合わせ

大型・マシン特化/夜間無人

総投資額、必要面積、出店可能エリア

FITNEXUS24

6,000万円〜(100坪モデル)

高品質マシン・有人サポート

直営実績と加盟店計画の前提差

FIT-EASY

要問い合わせ

大型・アミューズメント複合

設備構成、投資回収モデルの前提

chocoZAP

2,000万円〜

小型・完全無人/複合サービス

7年契約、設備更新費、法人加盟

FIT365

要問い合わせ

低価格・大型マシンジム

家族会員を含む会員単価、必要面積

FASTGYM24

要問い合わせ

都市型・マシン特化

通常モデルとL Styleの投資差

ワールドプラスジム

要問い合わせ

郊外型・マシン特化

駐車場、商圏人口、遠隔接客の範囲

MIRA fitness

4,000万円〜

100坪以上・地域密着

賃料を含む固定費、採用人数

スマートフィット100

要問い合わせ

初心者サポート・有人時間あり

サポート人員と人件費、継続率の定義

NEO FIT

2,800万円〜

低価格・アプリ/ゲート型

費用内訳、必要会員数、保証条件

ECOFIT24

3,000万円〜

低価格・完全無人

面積別モデル、保守・緊急対応費

「要問い合わせ」は比較不能という意味ではありません。むしろ、候補物件の面積、賃料、工事区分をそろえて見積もりを取れば、公開された概算額より実態に近い比較ができます。表の金額には物件取得費や運転資金を含まない場合があるため、加盟金だけでなく総投資額で見てください。

1. エニタイムフィットネス|国内1,200店舗超の大手24時間ジム

エニタイムフィットネスの公式FC募集ページでは、世界6,000店舗以上、国内47都道府県で1,200店舗以上を展開すると案内しています。マシンジムに特化し、スタッフがいるコアタイム以外を無人化するモデルです。全国規模のブランド認知と、国内外の店舗を相互利用できるネットワークが大きな特徴です。

一方、公開ページには初期費用の総額が掲載されていません。「最短3年で回収可能」「営業利益30%も」という表現も本部が示す成功パターンであり、すべての加盟店に当てはまる保証ではありません。候補地の昼間人口・20〜40代人口、必要面積、マシン構成を入れた個別事業計画で確認する必要があります。

エニタイムフィットネスのフランチャイズ募集サイト

画像出典:エニタイムフィットネス公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

2. FITNEXUS24|直営データを開示する高品質型

FITNEXUS24の公式FC募集ページでは、東京・神奈川・福井の直営3店舗で磨いた運営モデルを加盟パッケージに反映しています。100坪モデルの総投資額は6,000万円〜。募集対象は法人で、契約期間は5年、その後は1年ごとの更新です。居抜き物件にも対応し、最短3か月での開業を案内しています。

注目すべきは、投資額だけでなく会員の積み上がり方まで公開している点です。公式ページにある退会率3.7%、新規入会の50%以上が紹介・口コミ、黒字化平均50日という数字は直営店実績として示されています。約2年の投資回収は100坪モデルの予測値です。実績と予測を分けたうえで、加盟金・ロイヤリティ・候補地の賃料を加えた計画へ置き換えてください。

なお、FITNEXUSの別の公式FCサイトには、異なる条件の100坪モデルが掲載されています。モデル時点や設備仕様で金額が変わるため、最新の坪数別見積もりを取るのが安全です。店舗情報や動画はFFC NaviのFITNEXUS詳細ページでも確認できます。

FITNEXUS24のフランチャイズ募集サイト

画像出典:FITNEXUS24公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

3. FIT-EASY|ジムにゴルフ・サウナなどを組み合わせる複合型

FIT-EASYの公式FC募集ページは、24時間ジムにゴルフ、サウナ、ベースボール、コワーキング、リカバリーなどを組み合わせる「アミューズメントフィットネスクラブ」を掲げています。通常のマシンジムより来店理由を増やし、会員の継続につなげる設計です。

公式ページには投資回収3年、利回り35.2%というモデル表示がありますが、初期費用の総額は公開されていません。多機能な店舗は差別化しやすい反面、設備投資、保守、光熱費も増えます。候補物件に導入するコンテンツを先に決め、フル仕様と縮小仕様の両方で見積もると比較しやすくなります。

FIT-EASYのフランチャイズ募集サイト

画像出典:FIT-EASY公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

4. chocoZAP|2,000万円からの完全無人モデル

chocoZAPの公式FC募集ページでは、新規出店と直営店譲渡の2プランを案内し、初期費用はいずれも2,000万円〜です。アプリで各種手続きを完結させる完全無人型で、トレーニングマシン以外のセルフサービスも来店動機にしています。公式ページによると、2025年5月20日時点で全国1,800店舗、会員数135万人です。

加盟対象は法人で、契約期間は7年。7年ごとの設備入れ替え費用は加盟店負担と明記されています。直営店譲渡を検討する場合は、現在の会員数だけで判断せず、退会率、賃貸借条件、機器の残存年数、譲渡後の改装費まで新規出店案と並べてください。

chocoZAPのフランチャイズ募集サイト

画像出典:chocoZAP公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

5. FIT365|低価格と大型マシンジムを両立

FIT365の公式FC募集ページでは、月額2,980円〜の低価格と、広い空間・本格マシンを組み合わせています。公式ページは11年で140店舗、さらにJOYFIT24の200店舗超の運営ノウハウを活用すると説明しています。1人の契約で家族を登録できる仕組みも、他ブランドと異なる点です。

初期費用やロイヤリティは公開ページでは個別案内です。家族利用は魅力になりますが、登録人数と課金会員数は同じではありません。収支を確認するときは、施設を利用する人数ではなく、実際の月会費売上、混雑時の設備需要、相互利用コストまで分けて見ます。

FIT365のフランチャイズ募集サイト

画像出典:FIT365公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

6. FASTGYM24|ティップネス運営の都市型マシンジム

FASTGYM24の公式FC募集ページでは、ティップネスが培った運営ノウハウを基盤に、24時間マシンジム特化型のFCオーナーを募集しています。公式ページでは90店舗の直営店と3店舗のFC店を案内し、専門スタッフの巡回や月1回の店長会議など、開業後の運営支援も掲載しています。

通常モデルに加えて、より始めやすい「L Style」も案内されていますが、公開ページで費用の内訳は確認できません。駅前・住宅地などの立地、必要スタッフ数、通常モデルとの設備差をそろえ、同じ候補物件で比較するのが現実的です。

FASTGYM24のフランチャイズ募集サイト

画像出典:FASTGYM24公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

7. ワールドプラスジム|郊外商圏と多店舗運営に重点

ワールドプラスジムの公式FC募集ページは、駐車場を確保しやすい郊外型の24時間マシンジムを前面に出しています。2026年1月31日時点で全国160店舗、直営62店舗・FC98店舗と掲載。遠隔接客、24時間のサポートセンター、専任SVによる定例支援を案内しています。

郊外は賃料を抑えられる可能性がありますが、商圏が広いぶん車での来店しやすさが重要です。人口だけでなく、道路からの視認性、右左折のしやすさ、駐車台数、競合店までの走行時間を確認します。初期費用は公開ページでは要問い合わせです。

ワールドプラスジムのフランチャイズ募集サイト

画像出典:ワールドプラスジム公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

8. MIRA fitness|100坪以上の地域密着型

MIRA fitnessの公式FC募集ページでは、100坪〜のスタンダード型を4,000万円〜、120坪〜のフルパッケージ型を5,000万円〜と掲載しています。物件調査、事業計画、スタッフ採用、研修、開業販促までの支援も案内しています。

100坪を超える店舗はマシンの充実や回遊しやすさを打ち出せる一方、家賃、内装、空調の固定費も大きくなります。本部の標準モデルをそのまま受け取らず、候補地の実賃料と競合会費を入れた12か月以上の資金繰りに置き換えてください。

MIRA fitnessのフランチャイズ募集サイト

画像出典:MIRA fitness公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

9. スマートフィット100|初心者への接客を重視

スマートフィット100の公式FC募集ページは、24時間営業にスタッフのトレーニングサポートを組み合わせ、「接客する24時間ジム」を打ち出しています。マシンを置くだけでなく、ジム未経験者の不安を減らして継続につなげる設計です。

公式ページには会員継続率94%などの実績表示がありますが、初期費用の総額は公開されていません。継続率を見るときは対象店舗、算定期間、休会の扱いを確認します。同時に、無料サポートを提供する曜日・時間帯と必要人員を収支へ反映する必要があります。

スマートフィット100のフランチャイズ募集サイト

画像出典:スマートフィット100公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

10. NEO FIT|2,000万円台の低価格・省人モデル

NEO FITの公式FC募集ページでは、初期投資2,800万円〜、会員料金は30日2,980円と案内しています。アプリでの入会と入退室ゲートを使い、清掃を中心とした少人数運営を目指すモデルです。

低価格は入会の間口を広げますが、1人当たりの売上も低くなります。毎月の固定費を賄う必要会員数、退会率、清掃・警備・保守費を置いて判断してください。公式ページの「安心保証」や黒字化に関する表現も、適用条件を書面で確認することが欠かせません。

NEO FITのフランチャイズ募集サイト

画像出典:NEO FIT公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

11. ECOFIT24|ITを使った完全無人運営

ECOFIT24の公式FC募集ページでは、月額2,980円の低価格帯、ITシステム、充実したフリーウェイトを組み合わせた完全無人型を案内しています。初期コストは3,000万円〜の出店モデルが掲載され、店舗規模に応じた別モデルも示されています。

無人化で人件費を抑えても、運営費がゼロになるわけではありません。清掃、機器保守、問い合わせ、事故・不正利用、通信障害への対応を誰が担うかを確認します。面積別の金額表示はページ内でもモデル条件が分かれるため、候補物件と同じ坪数・工事条件の見積もりを取得してください。

ECOFIT24のフランチャイズ募集サイト

画像出典:ECOFIT24公式FC募集サイト(2026年9月2日閲覧・撮影)

大手24時間ジムFCなら安心、とは限らない

大手ブランドの強みは、名前が知られていることだけではありません。物件審査、店舗設計、スタッフ研修、開業前集客、KPI管理が標準化されているほど、未経験企業でも運営を再現しやすくなります。複数店舗を展開する場合も、共通の仕組みを使える価値があります。

ただし、ブランドが大きいほど出店基準が厳しく、設備仕様や契約期間の自由度が下がる場合があります。既存店との商圏調整で希望地域に出せないこともあります。知名度は集客の入口ですが、家賃と退会率を肩代わりしてくれるわけではありません。

そこで、資料請求後はブランド名を隠しても比較できるよう、次の項目を同じ形式にそろえます。

24時間フィットネスジムFCを選ぶ7つの比較軸

  1. 総投資額:加盟金、物件取得、設計、内装、マシン、開業広告まで含める
  2. 運転資金:会員獲得が計画の70%でも何か月継続できるか確認する
  3. 必要会員数:月会費、退会率、損益分岐点から逆算する
  4. 商圏と物件:人口だけでなく競合、動線、駐車場、賃料を見る
  5. 有人業務:見学、入会、清掃、問い合わせ、緊急対応の担当を分ける
  6. 継続費:ロイヤリティ、広告分担金、システム、保守、決済手数料を合算する
  7. 契約終了条件:更新、解約、違約金、設備撤去、競業避止を確認する

特に差が出るのは、初期費用より毎月の退会です。会員500人で退会率が月4%なら毎月20人、8%なら40人を新たに集めなければ会員数を維持できません。広告費を止めたときにも会員が積み上がるか。この問いに答えられる資料があるかどうかで、本部の運営支援の解像度が見えてきます。

詳しい横比較は24時間ジムFC比較ガイド、費用の見方は初期費用別フィットネスFC比較も参照してください。

24時間ジムFC開業までの流れ

  1. 予算、出店地域、オーナー企業の関与時間を決める
  2. 3〜5ブランドへ同じ条件で資料請求する
  3. 本部の出店可能エリアと物件基準を確認する
  4. 候補物件の賃料、競合、商圏、駐車場を調査する
  5. 本部の収支モデルを候補物件の数字へ置き換える
  6. 標準・下振れ・開業遅延の3ケースで資金繰りを作る
  7. 契約書、情報開示資料、見積書を専門家と確認する
  8. 契約後に工事、採用、研修、開業前集客を進める

物件契約とFC契約の順序は、本部の出店審査によって変わります。審査前に賃貸借契約を結ぶと、出店できなくても空家賃や違約金が発生するおそれがあります。どの条件が確定してから契約するのか、口頭ではなく書面でそろえてください。

候補地の調べ方はジム開業の商圏分析、数値の置き換えは収支シミュレーターで確認できます。

よくある質問

24時間ジムFCの開業費用はいくら?

この記事で公式金額を確認できた範囲では、2,000万円〜6,000万円〜と幅があります。ただし、エニタイムフィットネスやFIT-EASYなど、公開ページでは個別見積もりとしている大手もあります。物件取得費、保証金、運転資金を含むかがブランドごとに違うため、同じ費目へそろえた総投資額で比較してください。

エニタイムフィットネスの開業費用は?

2026年9月2日に確認した公式FC募集ページでは、総投資額は公開されていません。非公式サイトの概算額を確定情報として使わず、本部の事業説明会で候補物件の面積・設備仕様に基づく見積もりを取得する必要があります。

無人ジムなら副業で運営できる?

可能性はありますが、作業がなくなるわけではありません。清掃、備品補充、設備保守、会員対応、事故や不正利用への対応が残ります。本部、外注先、オーナーの担当範囲と費用を契約前に確認してください。無人ジム運営チェックリストも参照できます。

収益モデルの投資回収期間は信用できる?

前提が開示されている範囲で使います。売上の対象店舗、会員数、家賃、人件費、広告費、ロイヤリティ、減価償却、オーナー報酬を含むかが分からなければ、他社と比較できません。直営店実績、加盟店実績、将来予測を分けて確認してください。

まとめ|比較するのはブランド名ではなく、会員が残る仕組み

24時間ジムFCは、営業時間が同じでも事業設計は同じではありません。エニタイムフィットネスのような大規模ネットワーク型、FITNEXUS24のように継続率と紹介を重視する型、FIT-EASYのような複合型、chocoZAPやECOFIT24のような完全無人型では、必要な物件も人員も違います。

最初に見る初期費用は、まだ入口です。候補を3社ほどに絞ったら、同じ物件条件で見積もりを取り、会員獲得が計画を下回った場合の資金繰りまで比較してください。ブランドの知名度と、自社が続けられる運営モデル。その両方がそろって初めて、加盟判断に進めます。

参照した公式情報

掲載条件や募集状況は変更される可能性があります。加盟前に必ず本部の最新資料と個別見積もりを取得し、法務・税務・融資の判断は弁護士、税理士、金融機関などの専門家へ相談してください。

次のステップへ進みませんか?

フィットネスFC比較ナビでは、この記事で解説した内容以外にも、24時間ジムやピラティススタジオなど、多様なフィットネスフランチャイズの比較が可能です。 専門家が分析した収益モデルや開業ノウハウを元に、あなたに最適な独立・開業の形を見つけましょう。